「サイクリングを始めたばかりなのに、数十分でお尻が痛くなる…」
そんな悩みを感じていませんか?特に40代から自転車を趣味にしようとしている方にとって、この“お尻の痛み”は挫折の大きな原因のひとつです。
実はこの痛み、多くの初心者が経験しており、正しいアイテム選びで簡単に軽減できます。
この記事では、「サドルが硬くてつらい」「長時間乗れない」「翌日までお尻が痛い」といった悩みを解消するために、初心者でも手軽に導入できるサドルカバーやパッド付きサイクリングウェアの効果と選び方をご紹介します。
痛みを我慢して走る時代はもう終わり。
快適なサイクリングライフを40代からスタートさせるために、この記事をぜひ最後までご覧ください。
なぜサイクリングでお尻が痛くなるのか?

サイクリング初心者にとって、「お尻の痛み」は最初にぶつかる壁です。特に40代以降になると、身体の柔軟性や筋力が若い頃より低下しており、痛みを感じやすくなります。
サドルの硬さとポジションが原因
一般的な自転車のサドルは、スポーツ走行向けに設計されており、硬く細めの形状が多いです。
初心者が慣れない姿勢で長時間座っていると、坐骨(ざこつ)や周辺の筋肉に大きな負担がかかり、痛みやしびれを引き起こします。
40代は回復力にも注意
20代なら一晩寝れば治る痛みも、40代では翌日以降も引きずることがあります。
だからこそ、お尻の痛みは「慣れれば大丈夫」ではなく、道具や装備で“未然に防ぐ”ことが大切です。

私も乗り始めの頃はお尻の痛みを感じながら走っていました。10㎞ほど走るだけでお尻の痛みを感じていました。しかも次の日にもその痛みは残るほどです。
お尻の痛みは我慢しない!快適に走るための対策とは

「最初は痛いものだ」と思って我慢していませんか?
実は、サドルの痛みは道具を変えるだけで劇的に改善できます。
快適に走るためには、次のような2つの対策がおすすめです。
- サドルカバーを装着してクッション性を高める
- パッド付きのサイクリングウェアを着用して摩擦と圧迫を軽減する
どちらも初心者でも手軽に導入でき、数千円程度で大きな効果が得られます。
「痛みを我慢する時代」から「快適さで楽しむサイクリング」へ切り替えていきましょう。

お尻の痛みを我慢するとサイクリングが苦痛に感じます。せっかくの楽しい事が苦痛な事に変わらない為にも用意しておく事をお勧めします。
サドルカバーの効果と選び方

サドルカバーのメリット
サドルカバーは、既存のサドルの上からかぶせるだけで、クッション性をアップさせる便利アイテムです。特にジェルタイプのサドルカバーは、路面からの衝撃を吸収し、坐骨への負担を大幅に軽減します。
初心者におすすめの選び方
- ジェルタイプ or 低反発素材:長距離ライドにも対応
- 滑り止め付き:ズレにくく安心
- 通気性のある素材:夏でもムレにくい
安価でも効果は抜群
1,500円〜3,000円程度で購入できるため、「まずは試してみたい」という初心者にぴったり。工具不要で取り付けられるので、導入ハードルも低く、人気が高まっています。
パッド付きサイクリングウェアのメリット

「ピチピチのタイツはちょっと…」と敬遠していませんか?
しかし、一度履けばその快適さに驚くのがパッド付きサイクルパンツです。
摩擦と振動をしっかりガード
パッド部分がサドルとの摩擦を軽減し、さらに路面からの振動を吸収してくれるため、長時間のライドでも痛みを感じにくくなります。とくにジェルパッド入りのモデルは、初心者に人気です。
40代にこそおすすめしたい理由
- 汗ムレを防ぐ通気性素材で快適
- 腰回りをサポートする設計で疲れにくい
- スムーズなペダリングが可能になり、効率もアップ
見た目よりも機能重視で選ぶことが、快適なライドの第一歩です。
サドルカバー vs パッド付きウェア|初心者はどちらを選ぶべき?

「まずどっちを買えばいいの?」と悩む方も多いですが、理想は両方揃えることです。
とはいえ、予算や使用シーンによって優先順位をつけることもできます。
短時間・街乗りメイン → サドルカバーが手軽
- 装着が簡単、コストも低め
- 普段着でも使用可能
長時間・週末ライド予定 → パッド付きウェアが効果大
- 長距離でも痛みを感じにくい
- パフォーマンスや疲労度に差が出る
両方併用すれば、痛みを最小限に抑え、快適なライドが実現します。
✅ 初心者におすすめ!お尻の痛みを軽減する人気アイテム3選
お尻の痛み対策には、まず「実際に使いやすく効果を感じやすいアイテム」を選ぶことが大切です。ここでは、40代のサイクリング初心者に特に人気の高いおすすめグッズを3つご紹介します。
✅ ① ゲルタイプサドルカバー|お手軽&即効性あり!
特徴
初心者に大人気のジェルサドルカバー。今あるサドルにかぶせるだけでクッション性がアップし、お尻の痛みが大幅に軽減されます。
こんな人におすすめ
- 短距離・街乗り中心の方
- とにかく手軽に対策したい方
価格帯:1,500〜3,000円程度
メリット:工具不要/取り付け簡単/自転車の見た目も変えずに済む

被せるだけのサドルカバーなので取り付けがとても簡単です。乗った時にもズレる心配もなく乗れるので安心して使用出来ます。長距離乗らない方にも取り付けておくとお尻の心配がなくなります。
✅ ② パッド付きサイクルインナーパンツ|普段着の下に履ける!
特徴
サイクルジャージに抵抗がある人でも安心。いつものズボンの下に履けるインナータイプで、サドルとの摩擦を軽減し、痛みを抑えてくれます。
こんな人におすすめ
- 見た目が気になる初心者
- 初めてサイクリング用のウェアを試したい人
価格帯:2,000〜4,000円程度
メリット:見た目が普段通り/洗い替えしやすい/毎日の通勤にも使える

インナーパンツの上からズボンを穿けば気になる事はありません。普段から自転車に乗ったり通勤に使う方には、サドルカバーと一緒に装着するとよりお尻の痛みを感じる事なくサイクリングが楽しめます。
✅ ③ パッド付きサイクルパンツ|長距離ライド向け!
特徴
しっかり厚みのあるパッドで、長時間のライドでもお尻が痛くなりにくい本格仕様。最初は抵抗があるかもしれませんが、一度履くとその快適さに驚きます。
こんな人におすすめ
- 週末にサイクリングを楽しみたい方
- ゆくゆくはロングライドにも挑戦したい方
価格帯:3,000〜6,000円程度
メリット:疲れにくく快適/本格的な装備として長く使える

長距離を走りたい人向けのサイクルパンツです。お尻のゲルがしっかりとしており、特に40㎞以上を走りたい人には絶対に装着してから走る事をお勧めします。40㎞以上を走ると足への疲労が出るのとお尻の痛みを同時に感じるので2重苦になります。ぜひサドルカバーと一緒に使用してみてください。
✅ 初心者向け|お尻の痛み対策グッズ比較表
各商品とその用途やメリットなどを一覧にしてみました。
まずは軽く乗ってみたい人にはサドルカバーからがお勧めです。値段も安く取り付けも簡単なので気軽に始める事が出来ます。
がっつりとサイクリングを楽しみたい方はお尻の痛みを感じ事が少ないサイクルパンツにサドルカバーの両方を使用していただくと良いです。
商品名 | 主な用途 | メリット | 価格帯 | おすすめ度 ★ |
---|---|---|---|---|
サドルカバー(ジェルタイプ) | 街乗り・短距離 | 取り付け簡単・即効性あり | 1,500〜3,000円 | ★★★★☆(気軽に始めたい方向け) |
サイクルインナーパンツ | 通勤・日常使い | 普段着の下に履ける・摩擦軽減 | 2,000〜4,000円 | ★★★★☆(見た目が気になる方に) |
サイクルタイツ(パッド付) | 長距離・本格走行 | クッション性抜群・疲労軽減に効果的 | 3,000〜6,000円 | ★★★★★(ロングライド向け) |
まとめ|お尻の痛み対策でサイクリングがもっと楽しくなる!

今回はお尻の痛み対策でサイクリングがもっと楽しくなる為の方法を記事にしました。
なぜお尻は痛くなるのか、サイクリング初心者にとって、「お尻の痛み」は最初にぶつかる壁です。筋力や柔軟性は低下していますし、ロードバイクなどのスポーツサイクルはサドルが小さく硬いものになっているのでお尻の痛みを感じやすくなっています。
そのために、サドルカバーやサイクルパンツを使用する事でお尻の痛みを感じる事なくサイクリングを楽しめる事を解説しました。
ちょっと乗りたい人にはサドルカバーからがお勧め、価格も手頃で取り付けも簡単です。
長距離を走りたい人にはサドルカバーとサイクルパンツを使用すると長距離のサイクリングもお尻の痛みを気にせず楽しむ事が出来ます。
40代からのサイクリングは、健康にもメンタルにも良い趣味です。
だからこそ、最初にぶつかる「お尻の痛み」を乗り越えることが、長く楽しく続けるカギになります。
サドルカバーやパッド付きウェアなど、正しい道具を使うことで、快適さがまったく違います。
「ちょっと遠くまで走ってみようかな」
そんな気持ちになることこそ、趣味としてのサイクリングの魅力です。
サドルカバーやサイクルパンツを揃えたらぜひこちらのサイクリングコースを走ってみてください。
サイクリング初心者にとても走り易いコースとなっています。
どちらも距離は長くなりますがサドルカバーやサイクルパンツを揃えたらお尻の痛みも気にする事なく走る事が出来ます。
ぜひ、あなたに合った対策を見つけて、これからのライドをもっと楽しくしていきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。参考になれば幸いです。
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